更新情報

みなさん、こんにちは。

突然ですが、今のRailsの最新バージョンはいくつでしょうか?

この原稿を執筆している時点では、5.2.0が最新バージョンのようです。

では、次のメジャーバージョンアップはいつ頃なのでしょうか?ネット上の情報を見ると、6.0は来年リリース?と言われているようですね。

ちなみに、Rails5までのメジャーアップの履歴(とRails6の予想)は以下のようになっています。

年月日 バージョン 前回リリースからの期間
2005年12月14日 Rails 1.0
2007年12月7日 Rails 2.0.0 約2年
2010年8月29日 Rails 3.0 約2年8か月
2013年6月25日 Rails 4.0.0 約3年
2016年11月30日 Rails 5.0.1 約3年半
2019年? Rails 6 約2~3年?

この表を見ると、おおむね2年~3年くらいの周期でRailsのメジャーアップが行われていることがわかりますね。しかも、考えてみるともうRailsは最初のリリースから14~5年が経過しようとしているんですね・・・。

基本的に、メジャーバージョンアップというのは、機能的に大幅な追加があった場合に実施されるというのが今までの常識だったと思います。大幅な機能追加が定期的に湧いてくるというわけではないので、普通は、いつメジャーアップがあるかは、機能追加の姿が見えてきて、初めてその時期が明らかになることが多いです。

しかしながら、最近のソフトウェア(フレームワークやOS、プログラミング言語等)では、バージョンアップポリシーに変化が出てきています。

まず身近なものとしては、スマートフォンのOSがあげられるでしょうか。Android/iOSは、毎年1回のメジャーアップが恒例になっていますね。

また、OSでいうと主要なLinuxディストリビューションのひとつであるUbuntuのバージョンは18.04が最新となっています。バージョン18というと17回もメジャーバージョンアップしてすごい!ということになりそうなのですが、実は、Ubuntuのバージョン番号の18.04というのは、2018年4月という年月を表すものだったりします。ちなみに18.04のひとつまえのバージョンは17.10、すなわち2017年10月で、1年を待たずにバージョンが上がっているんですね。

さらに、Railsと同様のアプリケーションフレームワークでJavaScriptの主要なフレームワークの一つであるAngularに至っては、半年に1度のメジャーバージョンアップサイクルになっており、Railsがまだ5.xの本稿執筆時に、Angularのバージョンはすでに6.0がリリース済みとなっています(ちなみにAngularの前身であるAngularJSのバージョン1がリリースされたのはRails1.0がリリースされた7年後の2012年6月です)。

また、プログラミング言語においても、JavaのJDKが近年、リリーススケジュールを改定し、JDKのメジャーバージョンアップを半年に1度としました。ちなみにJavaについていえば、今後はJDKは有償サポートを基本とする流れのようですので、オープンソースが基本のRubyにとっては、追い風になるかもしれないですね笑(さらにちなみにですが、ご存知の通りRubyはメジャーバージョンアップではないですが、毎年クリスマスに新バージョンをリリースする「クリスマスリリース」が恒例行事になっています)。

といったかんじに、どうも最近のソフトウェアは定期的にメジャーバージョンアップするというバージョンアップポリシーがスタンダードになってきているようです。Railsも現状はかなり各機能も安定してきているようですので、そういったポリシーに変更するかどうかはわかりませんが、まずは次のメジャーバージョンのリリースに向けて、Railsの動向も注視していきたいですね。

以上