
このコラムを担当する吉政創成の吉政でございます。トランスネットのマーケティング支援を行っているご縁から、このコラムを連載しています。今回は「Ruby求人増加率が2位に上昇」と言うタイトルで書きます。
このタイトルを見て「えっそうなの?」と思う技術の方がいるかもしれません。また、言語を追いかけていないマーケッターの方も同じように思うかもしれません。
実際にRubyに関するニュース件数は、以前より落ち着いているように思えます。
しかしながら、マーケティングの感覚で言えば、普及するのはニュース性がなくなってからなのです。
そもそもニュース性とは以下を指します。
・以前との違いが大きく、その差が広範囲に影響を与えるもの
これをIT系の技術メディアでのニュース性を定義すれば以下になります。
・技術的な違いが依然と比べ大きく、その差が広範囲に影響を与えるもの
例えば、あるメジャーな技術がメジャーバージョンアップした場合はニュース性がありますよね。一方で普及していっても技術的に変化がなければ技術系メディアはニュースに取り上げません。
さらに言えば、バージョンがじゃんじゃんアップしているときはメンテナンスも大変なので、あまり普及しません。普及するのはバージョンアップが落ち着いてからというのが定説になります。
そういう意味ではまさに、以下のようなハイプカーブの状態になっています。
ブームは必ず上記のようなカーブをたどって変化していきます。もちろん、安定期の先には衰退期というのがありますけど、ベストなバージョンアップは衰退を始める前にバージョンアップしてまた流行期を作る方法です。これはとても賢いやり方になります。マーケティング戦略的には「落ちる前にタイミングよく上げる!」というのが効果的なのです。
そんなマーケティング小ネタはさておき、Indeedジャパンサイトの集計結果をご紹介します。結果は以下の通りです。上昇率ランキングでは1位Python、2位Rubyとなりました。ついにRubyの求人件数が10000万件を超えました!おめでとうございます。
求人数はIT系会社の場合、案件が増え、人員が不足し、求人を出すというサイクルでの増減になりますので、増加している言語は今後市場が拡大すると読んでいるIT会社が多いという判断になります。
いかがでしょうか?何らかの参考になると嬉しいです。
さて、トランスネットのRubyも強いです。
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トランスネットの強み
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