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みなさん、こんにちは。

今回は、今までの話題とは打って変わって、資格試験の話などをさせていただこうと思います。

正直、私は若いころは資格試験には懐疑的といいますか、資格を持っているからといって、それで現場でバリバリとプログラミングができるわけでもないのだから、そんなものを持っていても仕方ない、とすら思っていました。私の若いころはまだRubyは今ほどメジャーな言語ではなく、知る人ぞ知る的な言語という扱いで、もちろんRailsも世に出ていませんでした。当時の私はJavaに割と初期から取り組んでいるベンチャーに在籍していたので、この会社でしっかり業務をこなしていれば、それが資格がわり、名刺がわりになるはずだ、というちょっとした自負もあったのかもしれません。

実際に、現在でも、エンジニアとして未経験のジャンル・言語を扱う現場にエントリーしようとしても業務経歴書に経験を書けないから・・・と、エントリーレベルかそれより1つ上くらいの資格を頑張って取得してみたものの、やっぱり書類選考で通らなかった、という話もあるようです。なので、よほどハイレベルな資格であったり、特定の資格を有していないと就業できない職業である、とかでなければ、資格の価値を業務経歴の価値と同列に並べて語ることはなかなか難しいと思います。

そのころの私は、資格というのは「取るもの」つまり資格を得ることによって自分が得る価値だけが目的であるというとらえ方をしていました。実際、会社が指定する資格に対しては、資格給を支給してくれるところもあると思います。

しかしながら、私自身がプログラマ・エンジニア中心のキャリアパスから、研修講師のような教育側のキャリアパスに転じてくるにしたがって、資格に対する見方は少しずつ変わってきました。

自分が未知のジャンル(たとえば、RubyやRailsのような)の知識習得にチャレンジしようとするときに、いきなり試験対策の書籍を買ったり試験対策の講座を受講するのは、効率が良いとは言えないかもしれません。ですが、ある程度入門レベルの知識を習得し、それなりにコードが書けるようになった段階で、網羅的に自分の知識を深堀りしたいと思ったら、資格対策の勉強をしてみるのは、仮に資格自体の取得が目的でなくても、かなり役立つことが多いのではないでしょうか。

資格試験はそのジャンルに対して、ある程度網羅的に試験範囲を定めていることが多いので、試験範囲の知識をおさえることで、偏りなく知識を習得することができます。また、資格試験で問われる問題には、素直な使い方を問うものもありますが、やはりちょっとひねった問題もありますので「このクラス・メソッドにはこんな使い方もあるのか」などと、普通にコーディングしているだけでは得られないような気付きを受けることもできるでしょう。

Rubyの資格試験がリリースされたとき、普段、実務でバリバリRubyを使っている人たちでも、合格できなかった方が結構いたという噂もあったようですから、やはり有資格者イコール実務者というわけではないわけですが、逆に言えば実務者であるが故に実務で直接使う機会のない部分については、知っているようで知らなかったことも結構あるということなのかもしれませんね。

そういう私もRailsのシルバー資格の勉強をしたときは、当時すでにRailsの研修講師もしていましたし、実務でRailsのシステム構築に関わったことも多少あったのですが、それでもやはり恥ずかしながら、資格対策をしてみるまで知らなかった知識がいくつもありましたので・・・笑。

ということで、今回はあまりRailsの具体的なトピックスではなかったのですが、機会があれば次回以降でRailsの資格試験のもう少し突っ込んだ話題なども触れられればと思いますので、お楽しみに。

以上