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13318508_1131371366906319_215378118_nみなさん、こんにちは。池澤あやかです。
「キャリアや技術」というざっくりとしたテーマでコラムを執筆しています。第1回は「自分だけのキャリアのつくりかた」、前回が「キャリアパスを考える」、そして今回は「受け身の仕事スタイルはNG」というテーマでお送りします。
私は新卒から数えれば3年目の若造なのですが、タレントとして働き始めてからは10年目になります。その間転職はしていないながらも、やっている仕事は徐々に変わりつづけ、身の回りの環境も変わっていくなかで、いろいろと気づきがありました。そんな気づきを数回にわたってぽつぽつと書いてきましたが、今回で最終回です。

・仕事に対して受け身な姿勢を改める
仕事への責任感というのは、いつ頃芽生えるものなのでしょうか。会社に勤めだしたら、先輩の仕事姿をみていたら、部下ができたら。人によってさまざまなのかもしれません。
ちなみに私は仕事への責任感が芽生えたのがかなり遅い方だと思います。足掛け7年ほど、社会人としての意識をあまり持たずに仕事をしていました。
私のキャリアは中学3年生の頃にスタートしたのですが、当時は「お金をもらって仕事をしている」という感覚が薄く、部活の延長線のような気持ちで仕事に臨んでいました。仕事する上で責任なんて感じたこともなかったし、仕事のために学校を休んで授業についていけなくなったり、テスト勉強の時期や友達と遊園地に行こうとしていた日に仕事が入ればイヤだと泣き言を言っていました。この意識の低さは数年ではあまり変わらず、ようやく改まったのは、学生でなくなってからでした。
大学を卒業すると、私も実家を出て、自分の稼いだお金だけで生活するようになりました。そうなると必然的に「仕事がなくなったら生活できない」という焦りが生まれるようになりました。仕事を絶やさないためにはリピートしてくれない限り、新規で仕事を取りつづけなければいけません。なるべくリピーターを増やすためにも、自分の仕事のクオリティを保証する責任は負わなければいけないし、クライアントの方にも満足してもらわなくてはいけません。そうでないとそのうち仕事がなくなってしまうかもしれません。
こんな切羽詰まってはじめて仕事への責任感が芽生えたので、私がもし会社員として会社に勤めていたら一生芽生えなかったものなのかもしれません……。

・与えられることを待っていることだけが、仕事を得る手段ではない
私はデビューしたばかりの頃、事務所のオーディションに受かった瞬間から仕事が自然と舞い込んでくると勘違いしていたのですが、そういうことではなく、仕事をするにはまたそこから映画やドラマ、CMの出演者オーディションに参加し、役を勝ちとる必要がありました。さながら就活生のように、そういったオーディションに参加しては結果を待つ日々が続きました。仕事の華やかさに憧れて足を踏み入れたはずでしたが、予想以上に地味な職業でした。オーディションに参加して結果を待つ。レッスンに通って自分を磨き、いい仕事が舞い込んでくることを待つ。忍耐強く、運良く報われる日をひたすら待ちつづけるのです。
最近までタレントはそういう仕事だと思っていたのですが、最近そうでもないかもと思うようになりました。
自分の行動次第で仕事が生まれることに気がついたのです。例えば、仕事先での交流がまた新しい仕事に繋がったり、自分の提案したことが仕事として実現することがあったり、自分がこういう仕事をしていることをインターネットで発信しつづけていると、関連した仕事がいただけたりすることが、だんだんと増えてきました。
その循環ができたとき、いつのまにか私の中での「仕事」は待つものじゃなくなっていました。
自分の今いる環境が自由度が低いと思っている方も、自分のやりたい仕事に繋がるように行動してみると、意外と好きなことができるようになるかもしれません。

・「環境のせい」はだいたい自分で解決できる
受け身であるデメリットは他にもあります。うまくいかないことを環境のせいにしてしまいがちになるということです。
私も自分が満足に仕事ができないのは事務所やマネージャーのせいだと考えて、かなり不満が溜まっていた時期もありました。しかし、「自分から動く」という新しいアプローチの方法を知り、そういった不満のほとんどが自分で解決できることだったことに気づいてだいぶ楽になれました。
環境のせいにしてしまうのは、自分の力ではどうしようもないと考えてしまっているからなのでした。他の角度からのアプローチがあることに気づいてないだけで、ちょっと落ち着いて考えてみると、違うアプローチが見えてくることもあるかもしれませんね。

ここまで、私、池澤あやかが自分なりにキャリアについて考えてきましたが、いかがでしたでしょうか。
こういうキャリアを辿ってこられたのも、テクノロジーやエンジニアリングとの出会いがあったからだと思います。これからの時代を生きていくにはなかなかいいお供と出会えたなと我ながら思います。これらの分野はは間違いなく、これからますます求められる分野です!
未熟な部分も多くあったと思いますが、なにかご参考になるようなことが少しでもあれば幸いです。
最後までありがとうございました。